WILLERら、自動運転サービス導入を見据えた実証を鳥取市で実施へ
2024/11/25(月)
WILLER株式会社(以下、Willer)は11月22日、株式会社ティアフォー、鳥取市、日ノ丸自動車株式会社、日本交通株式会社 バス営業部と連携し、鳥取市次世代モビリティ推進会議協力のもと、鳥取市の中心部において、自動運転サービス導入を見据えた実証実験を12月12日~24日に実施することを発表した。
同実証の目標は、2025年度にルートの一部の自動運転レベル4認可取得に向けた、試乗ルートと技術検証ルートを走行した自動走行の精度向上だ。同時に、事業性面・社会受容性面の取り組みを実施する。
具体的な取り組みとしては、地域住民にとってより利用しやすいルートを運行することにくわえ、親子で自動運転について学べる親子教室を実施。さらに、9カ所の信号連携と2カ所の路車協調も行うという。
ほかにも、夕刻の薄暗い時間帯に運行することによる夜間運行に向けた検証、運賃収入以外の事業性創出を図るための車体広告掲示およびアンケート収集を実施、および持続可能な運行に向けたビジネスモデルの検討も行う予定だ。
なお、Willerは、今後もWILLERのバス事業で培った交通事業者としてのノウハウと、ティアフォーの自動運転技術との連携を通じて、地域課題の解決を目指すと述べている。