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WILLERら、自動運転導入を見据えた実証を新潟県佐渡市で実施

2024/11/11(月)

使用車両
ティアフォー製
Minibus

WILLER株式会社(以下、WILLER)、株式会社ティアフォー(以下、ティアフォー)、大成建設株式会社(以下、大成建設)は11月8日、新潟交通佐渡株式会社と連携し、新潟県佐渡市(以下、佐渡市)相川エリアにおいて、自動運転サービス導入を見据えた実証実験を11月10日~24日に実施すると発表した。

同実証は、国土交通省の令和5年度「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」を活用し、佐渡市の委託により実施する。佐渡市では、2025年の自動運転レベル4実装を目指しており、これまで2022年度に実証調査を、2023年度に走行実証を実施した。今回の実証では、2023年度の実証結果を踏まえて自動走行の精度向上と事業面・社会受容性の醸成における最終調整を行う。

具体的には、全長約36㎞の国内最長ルートを運行し、起伏の激しい海岸線での厳しい気象条件下における自動走行技術実証を実施する。さらに、車両の自己位置推定の精度が低下するトンネル内の走行においても、トンネル壁面への特殊塗料塗布による自己位置推定の精度を保ったまま自動走行が可能になるソリューションを活用し、自動走行率を向上させるという。トンネル内の走行については、国道交通省の走行空間の技術的検証を目的とした自動運転実証実験として実施する予定だ。

また、同実証では、福祉・物流・小売、教育・観光といったさまざまな異業種との連携サービスにより事業性を確保し、持続可能性を高めるとのことだ。なお、3社は、今後今回の実証を通じて、佐渡市が公共交通計画の基本方針として掲げる「持続可能でだれもが利用しやすい公共交通」の実現に寄与していくと述べている。

(出典:WILLER Webサイトより)

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