WILLERら、カーシェアサービス「mobi」を名古屋市でも提供開始
2021/12/7(火)
WILLER株式会社(以下、WILLER)、名鉄交通第三株式会社、株式会社あんしんネットなごやは、AIシェアリングモビリティサービス「mobi」の提供を名古屋市で開始した。 12月6日付のプレスリリースで明かしている。
「mobi」は、人とまちが繋がりコミュニティが生まれる「Community Mobility」をコンセプトとしたAIシェアリングモビリティサービスだ。主な利用方法として、自転車やマイカーの代わりとなる、半径約2kmの生活圏内の移動を想定している。既に東京都渋谷区や京都府京丹後市でもサービスを提供中だ。同サービスは、同じライフスタイル・価値観で繋がった人たちのコミュニティで共有し、乗降ポイントをリクエストするなどにより自分たちに合ったものにすることが可能だ。コミュニティの人たちが毎月定額を出し合うことで、自分達の思い通りに動く運転手付きの車を複数台共有する感覚で利用できる。料金は、30日間定額5000円。同居家族は6人まで登録可能で、1人あたり500円追加で利用可能だ。
AIルーティングにより、ユーザーの予約状況や道路状況を考慮して、最適なルートで相乗りしながら目的地まで移動できる。運転は、固定した数名のプロのドライバーが担当する。
また、WILLERは、月額定額プランのほかに、1回乗車プランも提供する。1回乗車プランは、1乗車大人300円/こども150円で利用可能だ。さらに、飲食店などの法人会員の店舗への送迎の場合は、無料で利用できる。
なお、WILLERは、今後もストレスのない移動サービスの提供により外出の機会が増え、家族やコミュニティとの交流増やまちが活性化し、人々の暮らしが豊かになるサービスの提供を目指すと述べている。