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室蘭市とWILLERが連携協定を締結 MaaSで地域交通活性化へ

2020/11/5(木)

室蘭市とWILLER株式会社は、オンデマンド交通などを活用したMaaSによる地域交通の活性化を目指し、連携協定を2020年11月4日に締結した。
室蘭市は、現在人口が約8万人であり、ピーク時(昭和44年)の約18万人から半数以下に減少した。それに伴い、生活の足となるバス路線はピーク時の路線網を維持したまま利用者減に合わせ減便しており、利便性の低下が更なる利用者減につながっている状況だ。このような地域交通の課題が人口流出の要因の一つと位置づけ、ストレスのない地域交通の実現を目指し、平成31年に地域公共交通網形成計画を策定。地域公共交通の再構築に着手している。

WILLERは昨年、国内ではMaaSアプリをリリースし各地でサービス実証などを実施。海外では自動運転やオンデマンド型シェアバスの交通サービスを商業化している。

今回の連携協定には、ICTを活用した次世代移動サービスの調査や実装に向けた検討、地域交通の利便性の向上に関する取り組みを実施する方針が盛り込まれた。

室蘭市は、WILLERの知見を活用して、地域が有する交通資源に配慮した交通の最適化を図ることで、人と人、人とまちがつながる豊かなコミュニティを創造し、地域活性化と市民サービスの向上を目指す。

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