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Yahoo!カーナビ、ドライブ記録機能を追加 テレマティクス保険と連携も

2020/5/12(火)

Yahoo!カーナビ ドライブ記録

Yahoo!カーナビ「ドライブ記録」概要

ヤフー株式会社は、5月12日、同社が提供する無料のカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(iOS版、Android版)※1に、新たに「ドライブ記録」機能を追加した。今後、保険業界などさまざまな業界との取り組みを強化していくという。
※1一部のAndroid端末などは、後日対応予定。

ヤフーは今回の機能追加のリリースにおいて、公益財団法人 交通事故総合分析センターとソニー損保の調査結果を参照。それによると、2019年の1年間で約38万件の自動車事故が発生※2、その一方で自身の運転傾向と運転に関するアドバイスをスマートフォン上に提示することなどで、15.3%の事故リスク削減効果がある※3との推定を示した。
※2 公益財団法人 交通事故総合分析センター https://www.itarda.or.jp/situation_accidents
※3 ソニー損保 https://www.sonysonpo.co.jp/auto/good-drive/fact/

「Yahoo!カーナビ」は、安全運転の度合いをドライバー自らが継続的に把握することが自動車事故の削減につながると考え、走行距離や安全運転度合いを計測する「ドライブ記録」機能を追加。さらにソニー損保が開発した、事故リスクの低い運転をしたユーザーの保険料がキャッシュバックされる自動車保険「GOOD DRIVE」※4への導線を設けた。
※4 GOOD DRIVE: 収集した運転特性データを基に、安全運転度合いによって保険料が最大30%キャッシュバックされるソニー損保が開発した自動車保険。参考:https://ligare.news/story/sonysonpo_good-drive/

「ドライブ記録」機能は、ドライバーの走行距離や安全運転度合いを計測し、累計走行距離と、安全運転度合いを表すドライブランクなどを可視化し、継続的な安全運転を促す機能。累計走行距離は、ユーザーがYahoo!カーナビを利用して運転した累計の走行距離に応じて、ビギナーズからマスターズまでの4段階のステージに振り分けられる。ドライブランクはソニー損保との業務提携により実現した機能で、急アクセル、急ブレーキなどの7つの運転特性を基に、DからS評価までの5段階で評価される。なお、運転特性データは、事前の予告やユーザーの同意がない状態では第三者には提供されないとのことだ。

Yahoo!カーナビは今後、保険業界などさまざまな業界との取り組みを強化する方針だとしている。

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