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Yahoo!カーナビ、2020年の利用者推移と目的地ランキングを発表

2020/12/17(木)

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)の無料カーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」は、2020年におけユーザーの利用動向を分析し、「利用者数の推移」と「目的地ランキング 2020」を発表した。
集計期間は「利用者数の推移」と「目的地ランキング 2020」のいずれも2019年1月1日(火)~11月30日(土)、2020年1月1日(水)~11月30日(月)。

「利用者数の推移」では、「Yahoo!カーナビ」でナビゲーションを開始し、目的地にたどり着くごとに1カウントとして集計した。

分析によると、緊急事態宣言が発令されていた4月から5月における利用者数の合算値は、前年比で約3割減となった。中でも、ゴールデンウィーク期間中である4月27日週の利用者数は前年同期比で約5割減少した。一方で、5月後半から利用者数は徐々に増加し、東京を除きGoToトラベルが開始した7月22日週にはほぼ前年と同等になった。さらに、9月下旬の4連休(シルバーウィーク)では利用者数が前年の水準を上回った。

また、GoToトラベルで東京が解除された10月初旬から利用者数が増加し、11月の3連休は前年を上回り、国内の新規感染者数が増加傾向にある10月後半から12月にかけての利用者数の減少幅は、前年と同等程度となっている。
利用者数の推移※

利用者数の推移


※「Yahoo!カーナビ利用者数」と「新規感染者数(週合計)」はそれぞれ推移を表すもので、数値規模を比較するものではない。

さらに、Yahoo! JAPANは、新型コロナウイルス感染症による外出自粛をはじめ、長期間の梅雨や記録的猛暑など、外出に影響を与える要因が多かったことを受け、お盆休み期間である8月中旬や、シルバーウィーク期間である9月下旬などを対象とした「目的地ランキング2020」も併せて発表した。集計方法は「Yahoo!カーナビ」で目的地を検索して設定し、ナビゲーションを開始するごとに1カウントとして実施した。

ランキングによると、アウトレットモールや複合商業施設などが人気で、上位10位中、8件が買い物に関する施設となった。対して、2019年に上位の駅や空港、テーマパークの順位が下がった。また、「Yahoo!カーナビ」の目的地設定数が前年比で減少していることがわかった。
目的地ランキング

目的地ランキング


Yahoo! JAPANの発表によると、10月には観光需要喚起策「GoToトラベル」の東京解除や、外食需要喚起策「GoToイート」も実施された。2020年は例年と異なる外出計画が多かったのではないかという分析だ。

また、「Yahoo!カーナビ」では年末年始のやむを得ない外出時に使える、約5万件のスーパーマーケットや薬局などの小売店やショッピングモールをはじめとする大型商業施設や動物園、水族館などといった行楽施設周辺の混雑状況が確認できる「混雑予報」機能や、外出前にYahoo!カーナビと連携している企業が提供する駐車場を事前予約できる機能を提供している。

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