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法人向け「NAVITIME API」に機能追加 ルート検索時にタクシー料金出力

2020/12/18(金)

株式会社ナビタイムジャパンは、法人向けサービス「NAVITIME API」に、タクシー料金出力機能を追加した。地域により異なる初乗り料金や加算料金に対応したルート検索が可能になる。同機能は12月23日から利用開始となる。
「NAVITIME API」は、ルート検索やスポット検索、地図表示などの機能を、APIで法人向けに提供するサービス。業務システムやWebサイト、スマートフォン向けアプリなどに簡単に組み込み連携させることが可能だ。

タクシー料金出力機能は、目的地までのルート検索時に、ルート結果や所要時間、距離とともに、高速道路利用料金を含むタクシー料金を出力する機能。タクシールート検索時のほか、ナビタイムジャパンの強みである複数移動手段を組み合わせた、徒歩+公共交通+タクシーのルートでも、タクシーを利用した場合の料金提示ができる。

全国のタクシー料金は、2019年12月に国土交通省により運賃改定が発表され、2020年2月からタクシー料金の変更が25都道府県の48地域を対象に行われ、料金のほか初乗り距離や加算距離の変更が地域ごとに行われた。ナビタイムジャパンは、この改定に対応してMaaSの移動手段の一つになるタクシーの情報を充実させることで、MaaSに取り組む事業者のさらなる支援へとつなげるために今回の機能追加を行ったとのことだ。

タクシー料金においては、独自調査で収集した各地域の初乗り距離、料金、加算料金、距離を設定し計算を行うことで、地域ごとに異なるタクシーの料金計算に対応した料金出力を実現した。正確な料金出力に対応することで、特に営業支援や交通費計算業務を行う事業者の移動計画の作成を支援する。

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