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YE DIGITALら、産経新聞社らとスマートバス停の実証実験開始

2021/12/1(水)

株式会社YE DIGITAL(以下、YE DIGITAL)と、西鉄エム・テック株式会社(以下、西鉄エム・テック)は、2021年12月より、全国6事業者・自治体にて一斉にスマートバス停の実証実験を開始する。YE DIGITALが11月30日付のプレスリリースで明かした。
スマートバス停とは、デジタルサイネージにバスの運行時刻表や運行系統図を表示することに加えて、その他の告知文や広告などを遠隔で更新、表示できるバス停だ。動画などの豊富な情報配信が可能なモデルや、情報量を絞ることで消費電力を抑えてソーラーパネルを使用したエコなモデルなど、さまざまなタイプを開発・販売している。また、福岡県みやま市では、スマートバス停とコミュニティバス「みやま市自動運転サービス」を連携した実証実験を実施した。



今回の実証実験では、コロナ禍によりダイヤ改正などの業務量が増加しているバス事業者によるバス停管理業務の負担軽減効果とユーザーの利便性向上の検証を行う。さらに、両社は、株式会社産業経済新聞社(以下、産経新聞社)と株式会社YONDE(以下、YONDE)とも連携し、新たなビジネスモデル構築の検証も行う。具体的には、YONDEがQRコードサイトを提供し、このQRコードにより、産経新聞社が提供する「猫どころカレンダー2021」の猫写真コンテンツをダウンロードできる。ダウンロードによって得られたデータからQRコードを用いた認知効果を分析する。

YE DIGITALと西鉄エム・テックは、DX推進と、スマートバス停の導入事例を積み重ねる。これにより、ユーザーの利便性向上と公共交通ネットワークの維持発展に貢献すると述べている。

■産経新聞社 西部本部 西部代表 植野 伸治氏のコメント
新聞社が有する機能、役割の1つに「賑わいの創出、その貢献」があります。産経新聞社が制作し、好評の「猫どころカレンダー」の癒しの猫の写真が、コロナ禍で減少傾向を示したバス利用者の回復=バス停の賑わいに少しでも貢献できればと考え、実証実験に参加することにしました。
産経新聞社には創刊から88年の間に蓄積した膨大かつ良質なコンテンツがあります。それらの有効活用策のヒントを得たいとも考えています。

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