【首都圏路線バス初】横浜市営バス、Visaのタッチ決済の実証実験開始
2021/11/30(火)
横浜市営バスは11月26日、Visaのタッチ決済の実証実験を行うと発表した。2021年10月1日から2022年9月30日まで、「109系統特急」で行い、2021年12月1日から2022年5月31日まで「BAYSIDE BLUE」、「あかいくつ」、「ピアライン」、「ぶらり三溪園BUS」の4路線で行う。
Visaのタッチ決済は、世界では公共交通の分野においても既に一般的に利用されている。国内でも、コロナ禍で消費者の“非接触”に対する関心の高まりもあり、従来の交通系ICカードに加え、バスを利用する際の新たな非接触決済手段として、安心と利便性の向上が期待できる。同実証実験は、株式会社横浜銀行、三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、QUADRAC株式会社、および株式会社小田原機器と共同で実施する。 Visaのタッチ決済を利用できる機器を車内に設置し、ユーザーが持つタッチ決済に対応したカードによりバス運賃を収受する。首都圏を運行する路線バスでは初の試みだ。
なお、同バスは、Visaのタッチ決済で4路線を利用するユーザーに対し、三井住友カードの協力による50%キャッシュバックを行う。そして、キャッシュレス決済手段の利用拡大や今後の可能性を検証すると述べている。