パーソナルモビリティ「WHILL」のシェアリング実証 横浜みなとみらいで9月3日から
2020/9/3(木)
横浜市は、パーソナルモビリティ「WHILL」の実装化を目指した長期実証実験を9月3日より開始する。
横浜市は、「SDGs未来都市・横浜」の実現に向け、多様な企業・団体らと連携し、環境・経済・社会的課題の統合的解決を図る取り組みを進めている。その中で、横浜港に面する みなとみらい21地区から都市の価値向上に向けた「みなとみらい2050プロジェクト」を地区内外の企業・団体等と連携して進めており、今回の長期実証実験はその一環だ。横浜市は、「WHILL」を目的地までのラストワンマイルの移動ツールとして、買物・観光などの歩行空間における新たな移動手段としての普及を期待し、まちの魅力を高めたい狙いだ。また、国内外からの観光客のおもてなしや超高齢化対応に向けたまちづくりなど、移動に伴う社会課題の解決や新たな価値創出につなげていきたいとしている。
昨年度までにも実証実験を行っており、事業化に向けた課題の抽出等に一定の成果があったという。今回は、更なる認知度の向上や利用者ニーズの調査のため、長期にわたり実証を行い実装化を目指す。
実証実験は9月3日から開始。火・水曜と祝日を除く11時から16時まで行う。1回あたりの最大利用時間は3時間で、料金は無料で利用できる。