都市に広がる「子どもの交通空白地帯」。TOPPANの送迎サービスで解消へ
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2026/5/26(火)
共働き世帯の増加とともに、習い事の送迎が多くの家庭で負担となっている。「小1の壁」に象徴されるように、平日の送迎を担う人手も時間も共働き世帯には少ない。
そんな課題に、印刷・情報サービス大手のTOPPANが挑んでいる。昨年2月に東京・中野区でスタートした子ども送迎サービス「こどもび®」は、AIによるルート最適化と相乗りの仕組みを合わせた点が特徴だ。サービスの提供開始から1年余りの現在地をTOPPANの佐々木信宏氏に聞いた。
取材・文/LIGARE記者 平井千恵美
そんな課題に、印刷・情報サービス大手のTOPPANが挑んでいる。昨年2月に東京・中野区でスタートした子ども送迎サービス「こどもび®」は、AIによるルート最適化と相乗りの仕組みを合わせた点が特徴だ。サービスの提供開始から1年余りの現在地をTOPPANの佐々木信宏氏に聞いた。
取材・文/LIGARE記者 平井千恵美
子どもだけでも安心。AI相乗りが支える安全な送迎サービス
――こどもび®の特徴であるAIと相乗りについて、どのような仕組みになっているのでしょうか?
佐々木氏:端的に説明すると、複数の予約情報から相乗りを含めた最短ルートを瞬時に自動で算出する仕組みです。
相乗りの際に重視しているのが、子どもの乗車時間です。複数の習い事教室を巡るルートを組んでも子どもが長時間タクシーに乗り続けることがないよう、最大乗車時間を約30分に設定して運用しています。実際の平均乗車距離は約3km、平均乗車時間は約13分、子どもへの負担を最小限に抑えた設計です。例えば、ある学習塾で1人乗せ、次にスイミングスクールで1人乗せ、というように異なる教室の子どもたちが同じ車両に乗り合わせるケースもあります。
エリアによって差がありますが、高層マンションが集中する湾岸エリア(中央区・江東区)では、相乗りが全体の60%以上成立した実績があります。料金体系は、月会費1,000円と、タクシーのメーター運賃に300円を加えた送迎利用料の2本立てです。月会費込みの利用料は月10,000円前後になることが多く、距離や利用回数によって変わります。
相乗りすると利用料が距離に応じて按分される仕組みのため、湾岸エリアでは1人で乗る時と比較して約40%お得に利用できたというデータも出ています。平均乗車人数については現時点で正式なデータが出ていませんが、概ね2〜3名です。
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