アディッシュプラスはヴァル研究所とMaaS事業者向けのサポートセンターを昨年開設したほか、小田急電鉄の「Emot」や、石垣市が進める地域観光型MaaSの実証実験にも参画している。

ニアミーは、目的地までドアtoドアで結ぶ「スマートシャトル」を展開。利用者の増加やサービスエリアの拡大も進んでおり、今後はより高度なノウハウと顧客サポートが必要になるとの考えから、MaaS向けカスタマーサポートで多数の実績があるアディッシュプラスと連携するに至った。

アディッシュプラスは、都内23区と那覇市で提供する空港送迎サービス「nearMe.Airport (エアポートシャトル)」のサポートを担当する。
今回の背景にはMaaS市場の拡大があるという。急速な市場拡大に伴い、各社は「自社のサービスをいかに使い続けてもらうか」を重視する傾向が見られ、その対策として能動的に顧客満足度を向上させるカスタマーサクセスへの対策が不可欠となっている、とアディッシュプラスは同社の発表の中で指摘している。