AGL 最新版 UCB 6.0リリース コネクテッド関連など開発加速へ
2018/10/17(水)
コネクテッドカー向けオープンプラットフォームのクロスインダス トリ共同開発プロジェクト Automotive Grade Linux (AGL)は、 テレマティクスおよびインストルメントクラスター向けのデバイス プロファイルを特徴とするAGLプラットフォームの最新リリース Unified Code Base (UCB) 6.0を発表した。
The Linux FoundationのAutomotive Grade Linux エグゼクティブディレクターである ダン・コーシー氏(Dan Cauchy)は、「テレマティクスとインストルメントクラスターの追加は、数多くのメンバー企業が一体となり共同開発した AGL Unified Code Base (UCB) は、インフォテインメント、テレマティクス、
既に多くのAGLメンバーは、
AGL UCB 6.0には、OS、ミドルウェア、
- ・テレマティクスとインストルメントクラスター向けのデバイスプロ
ファイル - ・コアAGLサービスレイヤーがスタンドアロンで構築可能
- ・メディアプレーヤー、チューナー、ナビゲーション、
Webブラウザー、Bluetooth、WiFi、 HVACコントロール、オーディオミキサー、 車両制御などのリファレンスアプリケーション - ・IVIシステムとインストルメントクラスターディスプレイの同時
表示への統合 - ・後席ディスプレイを含むマルチディスプレイ機能
- ・ルネサス、Qualcomm Technologies、Intel、Texas Instrument、NXP、Raspberry Piなどの
- 各種ハードウェアボードをサポート
- ・アプリケーションテンプレート付きソフトウェア開発キット(
SDK) - ・SmartDeviceLink対応で、
スマートフォンアプリの統合・アクセスが容易 - ・ナビゲーション、音声認識、Bluetooth、オーディオ、
チューナー、 およびCAN通信向けの - アプリケーションサービスAPI
- ・近距離無線通信(NFC: Near Field Communication)やID管理機能(
多言語サポートを含む) - ・OTA(Over The Air: 無線通信利用)アップグレード機能
- ・ロールベースアクセス制御によるセキュリティフレームワーク
UCB 6.0の機能リスト(英語): https://wiki.automotivelinux.
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