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AIを活用した物流業界取り組みまとめ【2020年~2021年】

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2022/2/25(金)

ヤマトHDが開発した
配送業務量予測システムと
適正配車システム

物流業界でもAIを活用する取り組みは進められている。具体的には、生産業者とのマッチングした集積、効率的な配達順路の検索などだ。既に実証実験も行われており、ある程度の成果を上げているものもある。当記事では、物流業界でのAIを活用した取り組みについてまとめる。

ヤマトホールディングス株式会社(以下、ヤマトHD)


ヤマトHDは2021年8月3日、配送業務量予測システムと適正配車システムを開発・導入すると発表した。このシステムには、ビッグデータとAIを活用している。

アルフレッサ株式会社(以下、アルフレッサ)とヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸 当時、ヤマトロジスティクス株式会社)は、2020年7月21日に業務提携した。業務提携の目的は、これらの課題解決に向けた「ヘルスケア商品」の共同配送スキームの構築だ。
同スキームは、共同配送スキーム第一弾として開発・導入する。

アルフレッサは、これまでに蓄積した「販売」「物流」などのビッグデータをAIで分析し、ユーザーごとの配送業務量を予測し、配車計画を自動的に作成する。配車計画には、ヤマト運輸が蓄積した物流や配車に関するノウハウに加え、渋滞などの道路情報を活用する予定だ。また、デジタル機能の活用による事前検品を増やし、医療機関における対面作業の時間を短縮する。両社の予想では、配送生産性を最大20%向上、走行距離およびCO2排出量を最大25%削減する。医療機関における対面作業時間は、最大20%削減できると予測している。



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