ニュース

アイサンテクノロジーら、自動運転を東日本大震災伝承活動として運行開始

2023/1/25(水)

アイサンテクノロジー株式会社(以下、アイサンテクノロジー)ら5社は、高田松原津波復興祈念公園において東日本大震災伝承活動に貢献する自動運転サービスを2月から開始する。1月23日付のプレスリリースで明かした。

同サービスは、アイサンテクノロジー、復建調査設計株式会社、株式会社ティアフォー、損害保険ジャパン株式会社、KDDI株式会社の5社が、岩手県陸前高田市の委託を受けて実施する。実証運行期間は、2月1日~3月5日の予定だ。

同運行では、2022年9月に実施した自動運転走行実証実験のルートに、タピック45および下宿定住促進住宅にもルートを拡大する。さらに、パークガイドが車両に同乗し、園内に点在する東日本大震災に関連する施設を紹介する。走行環境の確認および受容性を検証し、2025年度に本格運行開始を目指す。

さらに、5社は、EVバスの遠隔監視による自動運転を行い、公園内における走行環境の確認やサービス面での課題抽出を実施する。くわえて、利用者を対象として受容性の調査も行う予定だ。

なお、5社は、自動運転車を活用し陸前高田市の震災伝承活動に貢献する。同時に、将来的には自動運転車を陸前高田市内の公共交通などへ展開し、地域コミュニティ形成などの課題解決を目指すと述べている。

get_the_ID : 160946
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る