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アイシン、道路維持管理サービス「みちログ2.0」リリース AI等を活用

2023/3/29(水)

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株式会社アイシン(以下、アイシン)は、AIを活用した新機能を搭載した道路維持管理サービス「みちログ2.0」を4月1日にリリースする。3月28日付のプレスリリースで明かした。すでに実証実験を行っている愛知県岡崎市と刈谷市に導入し、本格運用を開始する。

道路維持管理支援サービス「みちログ」は、道路維持管理のトータルサービスだ。車両で収集した走行データや車載カメラで撮影した画像を基にポットホールなどの道路の異常を検知して、補修に向けた計画支援、対策実施につなげる。「みちログ」を活用することで、従来の道路維持業務をより効率的に改善することが可能だ。

「みちログ2.0」は、従来のクラウド上でのAI画像認識にくわえて、エッジコンピューティング※1 を採用した。さらに、車載器でも中間判定を行うことで、より高い精度で路面の異常を検知することができる。新たに路面の損傷状況の色分け表示機能も搭載した。

さらに、同サービスでは、IRI※2 とひび割れ率をAIによって割り出し、地図上で損傷状況の色分け表示を行う。損傷状況をよりタイムリーに可視化することで、自治体の道路維持管理業務の効率向上に貢献する。

※1 センサーやデバイスなどからのデータを、端末自体または発生した現場に近い場所(エッジ)で処理する方式や考え方のこと(プレスリリースより)
※2 International Roughness Index 国際ラフネス指数。路面の平坦性を示す指標(プレスリリースより)

なお、アイシンは、これからも環境や社会をより良いものにする技術開発を促進し、経営理念である「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を実現していくと述べている。

「みちログ2.0」
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