akippaとSmart Parking 駐車場シェアリングで協業
2018/9/14(金)
駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa 株式会社と駐車場シェアリングサービス「Smart Parking」やコインパーキング検索アプリ「パーキングライブラリ」を運営する株式会社シードは、駐車場シェアビジネスの拡大・進化に向けての協業に合意したと発表した。
※ 総務省「平成30年版 情報通信白書」
akippaとシードは一部競合でありながら、予約制で確実に駐車場を利用したいakippaユーザーと、IoT端末を利用して短時間手軽に駐車場を利用したいSmart Parkingには異なるユーザーニーズもある。そこで、両社で協力し駐車場シェアビジネスの拡大・進化を実現をすることで、ユーザーの利便性向上とオーナーへの収益向上に取り組むこととなった。
akippaはパーキングライブラリを使う新規ユーザーへの認知拡大に繋がり、シードは既存のコインパーキングとSmart Parkingに加えakipp予約制駐車場の掲載が増えることでアプリユーザーの選択肢を増やし、利便性を高めることができる。
akippaは、最適なモビリティにより「人と人が会う」という素晴らしい体験を残し続けていきたいと考えている。カーシェアやシェアサイクルなどの他の関連サービスとの事業提携、利用者データの活用などを行い、ユーザーの出発地から目的地までの移動を支えるプラットフォームの構築を目指している。
スマートシティプロジェクトとは、生活に寄り添えるITツール、例えばスマホを使ったストレスフリーな街づくり。シードは、その実現に向けて業種を超えて様々な企業が協力し合えるコンソーシアムをプロモートしていきたいと考えている。また、シードは駐車場はただ車を停める場所ではなく、さらなる付加価値を生み出す場所に変化させる。
https://ligare.news/story/akippa/
・akippaが京王不動産と業務提携契約
https://ligare.news/story/akippa_keiou/
・akippaと首都高速道路サービスが提携
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提携の背景
MaaSが注目される中、2018年に入ってからの駐車場シェアリング業界は、大手の参入や撤退が続く、変化の激しい業界となっている。また、総務省の調査※によると、日本人のシェアサービス利用経験は、駐車場シェアリングがもっとも多く(9.1%)、ライドシェア(4.9%)、民泊(4.9%)の2倍近くが利用しており、ユーザーのニーズも高い。※ 総務省「平成30年版 情報通信白書」
akippaとシードは一部競合でありながら、予約制で確実に駐車場を利用したいakippaユーザーと、IoT端末を利用して短時間手軽に駐車場を利用したいSmart Parkingには異なるユーザーニーズもある。そこで、両社で協力し駐車場シェアビジネスの拡大・進化を実現をすることで、ユーザーの利便性向上とオーナーへの収益向上に取り組むこととなった。
提携の概要
両社は以下4つの取り組みを進めていく予定だ。1. Smart Parkingの駐車場をakippaに掲載
Smart Parkingのコーン設置駐車場の一部をakippa上に掲載し、予約制を導入する。これによりakippaの掲載駐車場数が増え、akippaユーザーの利便性向上に繋がる。シードはakippaの90万人の会員をSmart Parkingが開拓した駐車場に送客することに加え、イベントニーズに対し予約の付加価値を加えることで、これまで以上に収益の増加を見込む。2. シード社のビーコーンをakippaにOEM提供
Smart Parkingの短時間利用に適したビーコーンを、OEM版としてakippaに提供し一部のakippa駐車場に設置する。akippa駐車場でもSmart Parkingの駐車場体験ができるようになり、当日利用のニーズにもこれまで以上に対応できるようになる。シードはSmart Parkingの仕組みを搭載したコーン設置数の増大に繋がる。3. シード社の「パーキングライブラリ」からakippaに送客
シードの運営するコインパーキング検索アプリ「パーキングライブラリ」に、全てのakippa駐車場を掲載し、akippaへの送客を行う。akippaはパーキングライブラリを使う新規ユーザーへの認知拡大に繋がり、シードは既存のコインパーキングとSmart Parkingに加えakipp予約制駐車場の掲載が増えることでアプリユーザーの選択肢を増やし、利便性を高めることができる。
4. 相互代理店として駐車場オーナーの異なるニーズに対応
異なるユーザーニーズに対応するだけでなく、駐車場オーナーに対してもニーズにあったサービスの提供を行う。営業活動先の駐車場が自社のサービスでは対応できない場合、Smart Parkingはakippaに、akippaはSmart Parkingに相互にオーナーを紹介しあい連携をしていく計画である。提携の目的
駐車場シェアビジネスを拡大した先に、両社はそれぞれの構想実現を目指している。本提携により、駐車場シェアリングの拡大・進化を目指すと共に、両社の構想実現を進めていくことを図る。akippaのモビリティプラットフォーム構想
akippaは、最適なモビリティにより「人と人が会う」という素晴らしい体験を残し続けていきたいと考えている。カーシェアやシェアサイクルなどの他の関連サービスとの事業提携、利用者データの活用などを行い、ユーザーの出発地から目的地までの移動を支えるプラットフォームの構築を目指している。
シードのSmart City Project
スマートシティプロジェクトとは、生活に寄り添えるITツール、例えばスマホを使ったストレスフリーな街づくり。シードは、その実現に向けて業種を超えて様々な企業が協力し合えるコンソーシアムをプロモートしていきたいと考えている。また、シードは駐車場はただ車を停める場所ではなく、さらなる付加価値を生み出す場所に変化させる。
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