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ANAHD、瞬間移動ロボットの「ANAアバター」をCAETEC2019で発表 2030年に「超スマート社会」を目指す

2019/10/17(木)

ANAホールディングス株式会社(以下「ANAHD」)は、2019年10月15日から18日に開催する「CEATEC 2019」において、瞬間移動ロボットの「ANAアバター」を初めて出展し、本格的に展開すると発表した。
ANAアバターとは、距離、身体、文化、時間、あらゆる制限を超える瞬間移動手段。VR、ロボティクス、センサー、ハプティクス(触覚)等、最先端のテクノロジーを用い、異なる複数の場所に設置したアバターロボット(※1)にアバターイン(※2)し、「見て」「聞いて」「感じて」あたかもそこに自分自身が存在しているかのようにコミュニケーションや作業を行える。
※1 アバターロボット:遠隔操作ロボット。
※2 :アバターサービスを実際に使用すること。遠く離れた場所に瞬間移動し「その場にいる」のと全く同じ体験ができること。

CEATEC 2019では2030年の「まち」をイメージした「Society 5.0 TOWN」にANAHDブースを出展し、アバターロボットを移動手段や人間拡張手段として用いる未来の暮らし(働き方、教育、家庭、ショッピングなど)をリアルなアバター体験ともに紹介している。ANAHDは、経済発展と社会的課題の解決を両立する「超スマート社会(Society 5.0)」の実現を目指す。

ANAHDブース展示内容

1.ミュージアム&ショッピング:リビングに居ながら出かける

自宅のリビングにいながら、世界中のミュージアムの観賞やショッピングを楽しむことができる体験。
この展示では、遠隔で水族館を訪れたり、店でショッピングしたりできる。高齢者や障がいのある人々など、自由に動けない人々が、身体的な制約なく外出を楽しんだり、集客に悩みを持つ地方の施設が遠方からの来客を促進したり、アバターは、社会や地域の課題解決に対し、大きな可能性をもっている。

2.フィッシング : 家の中で魚が釣れる

都会から海の上へ瞬間移動して釣りができる体験。この展示では、大分の釣り堀に設置された釣りアバターロボットにアバターインし、釣りの体験ができる。釣った魚が翌日には自宅に届き、鮮度抜群の魚を食べるなんてことも可能だ。アバターは、人口減少が課題となっている地域で、人を呼び経済効果を生む力になろうとしている。

3.スキルシェア : 技術を「カラダ」で受け継ぐ

この展示では、ウェアラブルアバターにアバターインすることで「体験の共有」が実感できる。高い技術をもつ技術者が、遠く離れた場所にいる後進に対して技術指導を行うことで、技術を伝えることに役立ったり、もしくは、ピアノや習字の個人レッスンといったことも遠隔で行えるようになったり、さらには、ツアーガイドなどでもその力が期待できる。

4.レッスン : 遠く離れた場所でも授業を

この展示では、アバターによる教育の可能性を伝えるために、ANAのCAが、おもてなし講座などの遠隔授業を行う。アバターを活用すれば、世界のあらゆる場所へ教師を派遣したり、病気で学校に通えない子供が教室で仲間と授業を受けられたり、さまざまな教育の課題を解決する。

5.クッキング : 遠隔で料理を体験

この展示では、ハンドアバターがキッチンで「遠隔調理」を実演する。離れていてもリアルな感覚で細かい動作ができるので、一人暮らしの方に料理をしてあげたり、さまざまな手助けをしたり、遠隔での介護や労働で高齢化社会に対応することが期待できる。

6.フューチャーテック : アバターロボットの未来

この展示では、労働の担い手となる未来のアバターロボットの展示を行う。ひとつは上半身と両腕をそなえた二足歩行型のロボット。歩行経路の選択など高度な行動ができるほか、両腕で荷物を運ぶこともできる。屋外や山、階段を昇るなど、人間が行けるところはすべてこのアバターロボットが行けるようになる。

「avatar-in」について

ANAHDは、アバターサービスを提供するためのプラットフォームとなる「avatar-in」について、2020年4月のサービス化を目指す。アプリやWEBサイトから「avatar-in」にアクセスする、すなわち「アバターイン」することで、世界中の人々が社会インフラとしてのアバターを使えるようになる。

街なかの至るところに配置された「newme(※)」に「avatar-in」を通じて「アバターイン」することで、自宅にいながらショッピングを楽しんだり、忙しくてなかなか行くことの難しい役所に昼間訪れたり、病院のベッドから水族館を見学したり、海外の人々が日本のスポーツを観戦したりと、さまざまな可能性が拡がっていく計画だ。
※newme:普及型遠隔コミュニケーションアバター。

そのため、ANAHDは、人々の想像・創造力の融合によって社会課題を解決し、価値を創造するSociety 5.0の実現に向けてアバターを社会インフラとして導入し、自治体やデベロッパーなどの18の社会実装パートナーとともに、日常生活のさまざまなシーンの中でアバターが社会インフラとして利活用される街づくりをスタートした。そのイメージは以下の動画にて表した。

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