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AnyPay、投資会社を設立 印カーシェアプラットフォームに1億ドル以上の投資

2018/11/22(木)

AnyPay株式会社(エニーぺイ)のグループ会社であるAnyPay Pte.Ltd.は、投資会社「Harbourfront Capital(ハーバーフロントキャピタル)」を設立し、ハーバーフロントキャピタルを通じて、国内外のシェアリングエコノミーなどのアセットへ投資していくと発表した。第一弾として、インドのカーシェアリングプラットフォーム「Drivezy」上で運用される車両(自動車、バイク)へ今後3年間に渡り、1億米ドル(約110億円)以上を投資する計画。
エニーペイは、「テクノロジーに包まれた社会を実現する」をミッションに、決済やブロックチェーン領域で事業を展開している。17年度より投資事業を立ち上げ、フィンテック・シェアリングエコノミー領域を中心に、国内外の技術革新が期待できる企業へ出資してきた。特に不動産や自動車分野のシェアリングエコノミーは収益性が高く、大きな投資機会と捉えている。両分野のアセットへの投資を拡大することを目指し、投資会社の設立に至った。

Drivezyは、2015年に設立され、インドで自動車・バイクの国内最大のシェアリングプラットフォームを運営している会社。プラットフォーム上で、車両オーナーが自身の保有する車両を掲載し、ユーザーに貸し出すシェアリングサービス。インドの人口は加速度的に増加していて、モビリティへの需要も急速に拡大している。現状は個人間取引が中心だが、車両の保有世帯は富裕層等ごく一部に限られ、需要に対し貸し出す車両が不足している。この需給のギャップを解消するため、Drivezyは現地NBFCs(Non Banking Financial Company※)と連携して、自動車とバイクを取得し、サービスに投入した。現在は、8都市にてサービスを展開し、月間利用者数は約4万人と急成長を続けている。
※NBFC(Non Banking Financial Company)は銀行のライセンスを持っていないが投資など銀行関連の金融サービスが可能な金融機関。

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