ニュース

アウディ、高出力充電施設を空港近くに開設 充電中に飲食・トイレ可能

2025/12/23(火)

アウディは12月11日、デュッセルドルフ空港近くのEUREFキャンパスにAudi charging hub(アウディ チャージング ハブ)を開設することを発表した。

同施設の特長は、最大400kWの充電能力をもつ4つのポイントでどのブランドのEVでも急速充電できる点だ。さらに、充電時間中には飲食サービス、トイレを利用したり、EUREFキャンパスに拠点を置く企業のショールームを訪問したりすることができる。アウディは、2025年にキーフェルスフェルデン、ミュンヘン ヴェストクロイツ、デュッセルドルフの3カ所で新しいAudi charging hubを開設。この新しいハブにより、ドイツ語圏における拠点数は合計9カ所になるという。


また、同施設の充電ケーブルは、重量が約60%軽減されており、身体的な制約のある人でも使いやすく工夫されている。ディスプレイの高さ調整も可能だ。エネルギー貯蔵装置には、テスト車両で使用したセカンドライフバッテリーを一時的に電気を蓄えるバッファストレージとして再利用し、電力網への負荷を軽減する。これにより、約1MWhのエネルギーが利用可能で、これは最大60台の車両を連続で充電できるという。

■Audi charging hubの今後の開発の指揮を執るフーバート リンク(Hubert Link)氏のコメント
お客様に喜んでいただくことが私の最優先事項です。私たちは、すべてのブランドのお客様にプレミアムな充電体験を提供し、アウディというブランドを直接体験できる機会にしたいと考えています。Audi charging hubは単なる充電ステーションではなく、お客様との接点となるポイントであり、私たちのブランド体験を体現するものです。例えば、ミュンヘン オーバーゼンドリングの拠点では、頻繁に車を充電しにいらっしゃる常連のお客様層があります。これは私たちのコンセプトの正当性を示していると言えます。

get_the_ID : 250557
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

自動運転特集

ページ上部へ戻る