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『車の自動化、コネクティビティへの対応 』ボッシュ・越智純一氏

2016/9/30(金)


レガシーフリー・アプローチ

自動運転技術の発展に伴い、データセキュリティや安全性、シームレスサービス、ソフトウェアまたはハードウェアのアップデート、効率性、快適性といったことを両立させようとすると、現行の車載システムでは、いろいろな機能を分散して配置することになり、さらに複雑になってしまうことは何度も触れた通りです。1回整理したのにまた複雑になるというイタチごっこになってしまうのです。
であるならば、セントラルECUというように1つにまとめた方がいいのではないかというのが、このアプローチのそもそもの発想です。機能的なシンプルさと物理的なシンプルさの両立のためにゾーンECUを導入するということも考えられるでしょう。いずれにしても、今までのユニット構成の伝統的なアプローチを一度忘れて新しいアプローチをとるレガシーフリー・アプローチが求められています。


ECUの統融合ではレガシーフリーでのアプローチが必要

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