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万博記念公園で三井物産・パナソニックらが実証実験 自動運転×映像コンテンツで体験型サービスを

2020/9/14(月)

今回の実証スキーム図

三井物産、パナソニック、凸版印刷、博報堂、JR西日本は、万博記念公園マネジメント・パートナーズと共に、万博記念公園にて自動運転車両を活用した次世代型モビリティサービス「EXPOオートライド&ガイド(仮称)」の実証試験を共同で実施する。
車両は国内外で多くの走行実績のある小型自動運転EV「NAVYA製ARMA」(提供:BOLDLY)を採用し、さらにパナソニックが開発中の透明ディスプレイを車内に搭載する。透過して見える公園や庭園の風景と、ディスプレイに映し出される対話型アバターや多言語対応型アバターによるガイダンス映像を折り重ねて表示することが可能だ。楽しみながら学べる「エデュテイメント(エデュケーション+エンターテイメント)」を新たな移動体験型サービスとして提供する。
※SBドライブの新社名

実証は10月23日から11月16日の間の金・土・日・月曜、計16日実施する予定。走行ルートは、パビリオンルートと日本庭園ルートの2パターンで、それぞれのルートで対応するアバターを変更する。実施当日に整理券を配布して運用する想定で、詳細は万博記念公園の公式ホームページで別途発表するとのこと。

今回の実証により、1970年万博や万博記念公園の持つ魅力や潜在価値を引き出し、万博記念公園の更なる活性化の実現可能性を検証し、サービスの実装を目指す。また、2025年大阪・関西万博の機運醸成に寄与することも目指している。

当初は50周年となる1970年万博の開催期間に合わせ、今年9月に実施する予定だったが、新型コロナウィルスの影響を受け、10月23日から実施することで合意・決定した。なお、発表日の9月14日は、1970年万博の終了翌日にあたるとのこと。

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