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自動運転コネクティビリティで実現するモビリティソリューションとは

2017/11/2(木)

BMW Japan Lutz Rothhardt 氏

都市交通における渋滞の緩和は世界中で課題となっている。あらゆる情報を取得し、つながり、自ら判断する自動運転車両の台頭は都市交通にどのような影響を及ぼすのだろうか。BMW Japan Corp.のLutz Rothhardt氏が「AUTOMATED AND CONNECTED MOBILITY FOR INTELLIGENT TRAFFIC MANAGEMENT」について講演を行った。

[LIGARE vol.34 (2017.7.31発行) より記事を再構成]


個人の移動ニーズを理解して適切なオファーを

 

 

自律運転技術が活用できるようになると、交通に対してどのような貢献ができるようになるのだろうか。クルマ、バス、電車、自転車など交通手段は多岐にわたる。スマホを使ってもっと移動を楽にしたり、トランクの空間を配達・宅配ボックスに使ったりなど、いろいろなアイディアがある。友達と集まるときはぴったりの時刻に合わせる必要がないなど、場面ごとに理想的な移動手段が考えられ、需要を理解すればするほど、適切なオファーができる。モビリティをどのように使用するかはユーザー次第だ。クルマが他の移動手段とともに仲良く使えるような空間にしていきたいと考えているという。

 

シームレスで快適な移動を提案するモビリティラボ

ヨーロッパの3つのプロジェクトのうち2つについて紹介があった。バイエルンのモビリティラボとBIOTOPEだ。モビリティラボはプラットフォームを提供することによりシームレスで楽なモビリティを提供するというものである。パートナーは地図の提供者、位置情報提供者、Drive Nowのようなカーシェア、ミュンヘンの公共交通運営会社MVG、インフラ提供者、決済、買い物、旅行、メディアなどのその他サービスである。これらを統合して、デバイスやプロバイダを変えることなく必要な情報を取得したいという考えとのこと。

 

 

コネクティッドモビリティラボは適切な移動手段を必要なときにスマホで提案してくれます。BMWはオープンモビリティクラウド、HEREがロケーションクラウドのプラットフォームを担い、シーメンスがアンドロイドとアイフォンに対応させている。利害を一致させながらすべての情報を網羅することはとても難しい。理想は運転しながらそのクルマが仮想空間で同じように走ることである。仮想空間の地図上で、どこにどのようなニーズがあるかを実現可能な形で提案するのだ。

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