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自動運転がもたらすコネクティビティ BMW

2017/11/14(火)

BMWの考える0~5の自動運転のレベルを解説するマイク・ボレス博士

BMWは10月20日、BMW GROUP Tokyoにおいて、自動運転プレゼンテーションを開催しました。これから自動運転の時代が実現したとき、クルマのコネクティビティがもたらす利便性について、BMWのサステイナビリティ担当コミュニケーション部門 eモビリティ&オートメーションのマイク・ボレス博士(以下、ボレス氏)の講演が行われました。その後、ボレス氏と、三菱総合研究所次世代インフラ事業本部スマートインフラグループ リーダーの杉浦孝明氏(以下、杉浦氏)によるディスカッションが行われました。

[LIGARE vol.30 (2016.11.30発行) より記事を再構成]


自動運転がもたらす利点

ボレス氏は、スマートフォンや家電など、全てのモノがつながるIoTが進む中、クルマもつながっていくことに言及しました。ボレス氏は、全ての交通事故のうち94%がヒューマンエラーによって起きていることを指摘し、自動運転とコネクティビティによってこれを遥かに低減し、安全な社会を実現できると説明しました。

 

ボレス氏によると、全ての交通事故の94%の原因がヒューマンエラーであるとのこと。技術的な問題に起因するものは1%であると述べ、自動運転により交通事故を大きく低減し、安全な社会を実現できると語った。



また、カーシェアや、UBERなどアセットフリーのビジネスモデルも、コネクティビティによってもたらされると述べます。これまで、クルマは家についで大きな投資の一つでした。

 

1年間では移動に費やされる時間は北京では264時間。労働日数で換算するとなんと33日も移動に費やしていることがわかる。



さらに、例えば北京では、移動時間に1年間で264時間を費やしており、移動で膨大な時間を無駄にしていました。もし自動運転を実用化できればこのような時間が減少し、ドライバーが自由に使える時間を作り出すことができます。

 

BMWが考える自動運転の今と未来

ボレス氏によると、BMWは自動運転をレベル0~5に分けています。

 

プレゼンターの、BMWのサステイナビリティ担当コミュニケーション部門 eモビリティ&オートメーションのマイク・ボレス博士



「レベル0」はドライバーが全てを仕切っている状態です。「レベル1」ではペダルから足を離すことができます。

「レベル2」は、ハンドルから手を離すことができるレベルです。パークアシスタントやリモートコントロール機能がこれに相当します。

「レベル3」はかなり自動運転の実現に近づいた段階を表しており、ドライバーが伝統的に行っていたかなりの部分を自動運転が取って代わることができますが、まだドライバーは必要で、機械が状況を理解できない場合、ドライバーがクルマをナビゲートする必要が残っています。

「レベル4」はほとんど自動運転が実現されていますが、まだドライバーが必要な状態です。

「レベル5」は物理的にドライバーが乗らない状態です。ペダルもハンドルもいりません。

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