軒先、ブックオフと連携 郊外店舗の空きスペース貸し出しで有効活用
2020/9/3(木)
ブックオフコーポレーション株式会社と軒先株式会社は、軒先が運営するスペースシェアサービス「軒先ビジネス」を利用し、地方都市や郊外におけるスペースの貸し出しを開始した。
軒先は、空地や店舗前のスペース、駐車場などの遊休地を貸したい事業者と、物販・サービスPR・イベント開催を目的にスペースを利用したい事業者を支援し、マッチングするインターネットサービスを展開している。新型コロナウイルスによって、スペース利用についても大きな影響があった。人通りの多い鉄道の駅近くや都心のオフィス街での利用から、都心から少し離れた郊外や地方都市でのスペース利用へと変化した。中でもキッチンカーの出店は今年に入ってから増加しており、業界全体で利用者のニーズに合わせたスペース貸し出しが求められている。
このような背景から、郊外や都心から少し離れたエリアでのスペースの貸し出しがブックオフの協力の下で開始した。
貸し出しスペースは店舗敷地内の駐車場の一部区画や、店舗エントランス近くなどの空きスペース。
またこの取り組みに先行してスペースを貸し出しした「ブックオフスーパーバザー 荒川沖店(茨城県稲敷郡阿見町)」では順調に稼働しているとのことだ。
ブックオフの他にも、TSUTAYAやマツモトキヨシなどの著名店舗の一部でもスペースの貸し出しを行っている。