西鉄、オープンイノベーションプログラム「西鉄Co+Lab」第三回を開催 スマートバス停の普及に向け新たなビジネスを募集
2019/8/19(月)
西日本鉄道は7月29日、オープンイノベーションプログラム 西鉄Co+Lab「BUS STOP 3.0~夢を描く未来のバス停を創ろう~」の開催発表した。3回目となる今回は、IoT技術を搭載した高機能なバス停「スマートバス停」を活用した新たなビジネスを募集し、共創パートナーと“バス停の更なるアップデート”を目指す。
西鉄Co+Lab は、ベンチャー企業をはじめとした社外の優れたアイデア・技術と西鉄グループの経営資源を組み合わせ、新たなビジネスの創出やサービスの革新を目指すプログラムで、これまでに計9社と協業し、そのうち3社と事業化を実現している。スマートバス停とは、液晶パネルや電子ペーパー等を活用し、リアルタイムに情報を提供できるバス停だ。バスの接近情報や悪天候等による運休のお知らせを即時に発信できるため、利用者の利便性向上に寄与することに加え、長時間かけて行っているバス停の管理作業削減など社員の働き方改革にも繋がるものだ。しかし、設置・維持コストが高く、普及にあたっての課題となっている。
今回、スマートバス停を活用したビジネスアイデアを広く募集することで、課題解決を図るほか、ICT技術との連携が可能といった同バス停が持つ特徴を活かし、新たな可能性を探る。選考したアイデアの事業化に取り組むことで、北九州エリアでスマートバス停の本格運用を行い、将来的には西鉄グループの他エリアへの普及を目指す。
募集期間は2019年7月30日(火)から9月20日(金)で、書類選考・プレゼンテーション選考を経て10月中旬に共同事業化に向けたパートナーを決定する。
※応募方法、プログラム説明会等の詳細についてはこちらを参照
http://www.nishitetsucolab.com/