WILLER・楽天ら、高速バスコンソーシアム設立 コロナ禍の不安解消めざし56社が参画
2020/9/17(木)
WILLERは、高速バスを運行する56社らと共同で、コロナ禍における高速バスに対する「安心」の醸成を目的に、高速バス安心推進コンソーシアムを創設した。事務局はWILLERと楽天の2社が務める。
このコンソーシアムでは、高速バスの利用者視点を追加し、安心・不安事項等を把握するための「お客様の声」、行政や有識者をはじめとするさまざまな知見やアドバイスなどの共有を図り、各社のサービスに役立てる。(1)アンケートを実施して、対策についてコンソーシアムで意見交換を行う、(2)行政や有識者にアンケート結果を共有し対策を意見交換する、(3)行政や有識者からアドバイスを得て、コンソーシアムメンバーへ共有、(4)各社の取り組みに役立てる、という継続的なサイクルを回し、取り組みのアップデートを行う。
また、乗車時に共通理解を持った上で安心して乗車してもらうため、利用者に向けたガイドライン「みんなのお約束ごと」の啓発に取り組む。ガイドラインに挙げられているのは、バス停やバスターミナルでは間隔をあけて待ち、足元等にサインがある場合は表示にしたがうことや、乗車中のマスクの着用、車内で大声の会話は控えること等の項目だ。
参画しているのは全国各地の高速バス事業者計56社(9月16日現在)。事務局はWILLER、楽天の2社が務める。