三原市では、観光スポットが散在しており、さらに交通手段が少ない、繁忙期に宿泊施設が不足といった課題を抱えていた。そこで、キャンピングカーなどの車中泊仕様の車を“動く拠点”とし、CarstayのITプラットフォームを活用する。

同計画は、地域に根差した持続可能な地域観光モデル「Local Vanlife Project(ローカル・バンライフ・プロジェクト)」の一環だ。Carstayと三原市が中心となり、バンライフ拠点を整備する。具体的には、民家・商店などの駐車場や空きスペースを車中泊スポット、地域密着で生活体験ができる「文化体験」を「カーステイ」に登録する。これにより、広島県周辺地域で「バンシェア」に登録・利活用を促進することで滞在型の観光を定着させ、関係人口の増加を図る。「カーステイ」は、Carstayが運営するスペースシェアサービスだ。
また、地元の温浴施設、飲食店、スーパー／商店などの既存のインフラ施設と連携する。これにより、新たな施設に莫大な建設や運営費用をかけることなく、長期にわたり、持続可能な地域観光基盤を確立することが可能だ。 なお、Carstayは、持続可能な車旅・車中泊・バンライフを介した観光・交流拠点を広島県三原市に確立させる。そして、長期的な目線で交流・観光・関係人口の増加を目指すと述べている。


(出典：Carstay Webサイトより)