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Carstay「モバイル・オフィス」プロジェクト開始 都内の月極駐車場に動くオフィスを展開

2021/1/28(木)

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モバイル・オフィスのイメージ

キャンピングカーを含む車中泊仕様の車と車中泊スポットのシェアサービスなど「バンライフ」のプラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社(以下、カーステイ)は、キャンピングカーを動くオフィス・動く会議室として、仕事空間を提供する「モバイル・オフィス」プロジェクトを開始した。

カーステイの「モバイル・オフィス」は、国内最大級のキャンピングカー予約サービス「バンシェア」を介して、キャンピングカーなど車中泊仕様の車を、テレワークを推進する企業や個人向けに、動くオフィス・動く会議室・動く書斎として、また週末や祝日などには車中泊旅の娯楽用途として利用するプロジェクトだ。

昨年にもCarstayは、バンシェアを活用した「バンシェルター」プロジェクトを展開し、合計27施設の医療機関や被災地へ53台のキャンピングカーを休憩・診療が可能な「動くオフィス」として提供した。

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ここ最近テレワークの導入が各所で進み、会社員の自宅での就業時間は増加傾向にある。しかし、自宅内に作業用の個室がなく、家族などの交流空間のリビングやダイニングなどに新たに仕事場を設ける人も多い。自宅スペースに限界とストレスを感じながら日々過ごす夫婦・家族がいるなど、テレワークのスペース確保に課題を感じている人も少なくないのが現状だ。

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そこで、カーステイはキャンピングカーを仕事部屋として住宅街などに設置し利用できる「モバイル・オフィス」プロジェクトを発足した。

利用者は、「バンシェア」にユーザー登録し、使用時間帯を予約し、最大1時間無償で利用することができる。キャンピングカーを活用した「モバイル・オフィス」は、自宅を改装するなどの必要がないことが大きなメリットだ。

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「モバイル・オフィス」の車内イメージ



また、賃貸物件の管理者などにとってみれば、部屋数が少ないマンションやアパートなどの駐車場に「モバイル・オフィス」を設置し、住人に共有利用できる仕事スペースを提供することで、より広い住居への引っ越し防止策としても「モバイル・オフィス」を役立てることができるという。

さらに、一軒家の駐車場においても、書斎が結合・拡張されたかのようにキャンピングカーを「モバイル・オフィス」として駐車して利活用することが可能だ。

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「モバイル・オフィス」の展開イメージ



プロジェクト第一弾として、カーステイは月極駐車場のDXを推進する株式会社ハッチ・ワーク(以下、ハッチ・ワーク)と提携し、2月1日からハッチ・ワークが運営する都内の月極駐車場に「モバイル・オフィス」を設置する。駐車場周囲の住民向けに、集中して仕事ができる個室空間を提供する狙いだ。

今後両社は、ハッチ・ワークが持つ「at PARKING 月極パートナーシステム(全国3万カ所,約30万台の月極駐車場を募集・契約・運営支援するシステム)」を利活用して、「モバイル・オフィス」の展開を行う。プロジェクトを通して、新しい働き方を提案し、テレワークにおける社会課題の解消をめざす。並行して、マンションやアパートなどの住宅用地や、オフィス用地の駐車場に「モバイル・オフィス」の設置を希望する企業や管理者を公募も進める方針だ。

モバイル・オフィス特設サイト:https://mobileoffice.carstay.jp/

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