Carstay、モビリティ×モバイル5Gがテーマの共創拠点を横浜に。「動くオフィス」も設置
2020/9/10(木)
キャンピングカーと車中泊スペースのシェアサービスなど「バンライフ※」のプラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社は、株式会社ヨコハマ機工と共同で、横浜市金沢区の約500坪の倉庫を、バンライフの未来の拠点となる「Mobi Lab.(モビラボ)」としてプロデュースすると発表した。
Mobi Lab.は、ヨコハマ機工が所有する合計500坪の空き倉庫を利用する。新たなライフスタイルである「バンライフ」の未来を切り開く企業や個人との共創・協働の場として、バンライフを実行する人々「バンライファー」向けの拠点になることを目指す。また、移動や旅が根底にある「バンライフ」を、より快適にするために次世代移動通信「5G」の実証実験も行う予定だ。※バンライフ(VAN LIFE):車を通じた旅や暮らしにより、「人生を豊かにする」ことを目的として、荷台スペースが広いバンを家やオフィスのように作り変え、車を遊ぶ・働く・暮らしの1つの拠点とする新たなライフスタイル。
また、Mobi Lab.のコンセプトに合致する企業および個人を対象に「Mobi Lab. Membership プログラム」を行う。モビリティ、モバイル5G、AI、IoT、ロボット、ものづくり分野のほか、アウトドア、インターネット・アプリ開発、スタートアップ支援、飲食・イベント分野も募集領域に挙げている。
採択された企業・個人はプログラムの一環として、2021年2月の施設オープンを目標に、空き倉庫のスペースの利活用や、金沢区のものづくり企業との連携、採択者同士のコラボレーション等を行う。それらを通じて、未来の「旅・仕事・暮らし」を共創・体験できる空間の創造を目指す。プログラム実施期間は2020年12月1日から2021年11月30日までの1年間。応募締切は2020年10月15日まで。施設の見学希望なども受け付けるとのこと。
また、Mobi Lab.では、Carstayが展開するキャンピングカーのカーシェア「バンシェア」、車中泊・テント泊スポットのスペースシェア「カーステイ」に関するプロモーション活動と、9月3日に発表したバンライフの魅力を動画で発信する公式アンバサダー「VanLiver(バンライバー)」企画を連動しながら、バンライフを実体験できる拠点として、倉庫スペースを利活用する。
Carstayは2020年内に本社をMobi Lab.内に移転する予定。新本社には、いつでも・どこへでも移動可能な「トレーラーオフィス」を設置し、「動くオフィス」や新しい働き方のあり方を発信するという。