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セレンス対話型AIとビステオンスマートコア統合 2024年採用予定

2021/7/27(火)

Cerence Inc.(以下、セレンス)とVisteon Corporation(以下、ビステオン)は、セレンスの対話型AIを、ビステオンの「SmartCore(スマートコア)」に統合することを発表した。セレンスが7月19日付のプレスリリースで明かしている。

ビステオンは、カーエレクトロニクス分野において、より楽しく安全なコネクテッドカーエクスペリエンスを創出している。セレンスは、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出する。

今回の統合には、セレンステクノロジーやビステオンのAndroidベースのSmartCore技術プラットフォームが含まれている。セレンステクノロジーは、AIを活用し主要各国の言語をサポートする音声認識、自然言語理解、音声合成などのコア技術だ。SmartCore技術プラットフォームは、ドメインコントローラ向けに開発された。このコントローラでは、運転席の計器群、インフォテインメント、テレマティクス、ディスプレイなどを統合している。

2024年に発売される二輪車モデルに採用する予定で、12インチディスプレイに搭載される。さらに、セレンスの他のコア技術や「セレンスクラウドサービス」などを追加することで、ユーザーのニーズに合わせて拡張可能だ。

■ビステオンのカスタマービジネスグループおよびマーケティング担当シニアバイスプレジデントであるボブ・バランス(Bob Vallance)氏のコメント

「二輪車市場は、乗用車と同様にデジタルコックピットへの変革を遂げています。ビステオンが開発した統合デジタルエクスペリエンス技術とセレンスの技術をお客様に提供することで、ライダーはダイナミックなインフォテインメントエクスペリエンスに音声でアクセスできるようになり、移動中も安全に情報を入手できます。」

■セレンスのCEOであるサンジェイ・ダワン(Sanjay Dhawan)氏のコメント

「二輪車がより普及し、幅広いデジタルライフと深く統合することで、ライダーの安全を確保するインテリジェントな音声エクスペリエンスが求められています。インフォテインメントシステムは、これら二輪車の重要なブレーンです。コックピットエレクトロニクスのリーダーであるビステオンと提携して、一貫性のある統合エクスペリエンスを共同で創出できることを嬉しく思います。」

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