デジタルチケット活用のMaaS取り組みまとめ【2022年1月~5月】
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2022/7/8(金)
デジタルチケットは、MaaSの主要な取り組みの1つだ。予約や決済を一元化することで、事業体にとってはDX、ユーザーにとっては利便性向上を実現する。当記事では、2022年1月から5月までに行われたデジタルチケットを活用したMaaSの取り組みについてまとめる。
京王電鉄株式会社(以下、京王電鉄)
京王電鉄と株式会社京王エージェンシー(以下、京王エージェンシー)は、青梅市内・奥多摩町内での観光型MaaS「TAMa-GO(たま・ごー)青梅・奥多摩」を2022年4月27日から6月20日まで実施した。京王電鉄が4月25日付のプレスリリースで明かしている。「TAMa-GO青梅・奥多摩」は、東京都および公益財団法人東京観光財団委託の西多摩地域観光型MaaS導入支援プロジェクト実証実験業務の1つだ。2021年11月には、青梅エリアで「TAMa-GO青梅」を行っている。今回の実証実験は、「TAMa-GO青梅」の結果を踏まえた第2弾として実施した。
具体的には、「エリア内の観光情報や行程作成機能等の提供」「WEBチケットの発売」「デジタルスタンプラリーの開催」「デマンド交通の運行(事前予約制)」「経路検索機能の提供」を行っていた。
「WEBチケットの発売」では、非接触・キャッシュレスで購入できるWebチケットを発売。奥多摩町内の指定区間のバスが1日乗り放題となる「奥多摩おでかけパス」を新たに販売し、「グルメ&お土産チケット」「ミュージアムパス」については対象となる店舗・施設を拡大した。
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