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デンソーテン、ドラレコ連携システムにエコドライブ診断機能等追加

2023/12/20(水)

ドライブレコーダー連携型クラウドシステムの機能拡張

株式会社デンソーテン(以下、デンソーテン)は12月19日、ドライブレコーダー連携型クラウドシステムの機能拡張を発表した。同システムは、東京海上日動火災保険株式会社の通信型ドライブレコーダー付き自動車保険に採用されている。

同システムの特長は、事故時の自動発報・映像転送や普段の安全運転診断レポートの自動生成などを行うことだ。これにより、緊急時の迅速な対応と事故の未然防止につながる。

今回の機能拡張では、エコドライブの意識向上につながるWebアプリ・スマートフォンアプリ向けの「エコドライブ診断」が追加される。ほかにも、安全運転診断の点数が悪化しているドライバーを安全運転管理者へ通知する「要注意ドライバー分析」が追加された。

「エコドライブ診断」は、CO2排出量削減を実現・支援することを目的とした個人契約者向けの機能だ。日々の運転時の加減速情報などからエコドライブスコアを算出し、見える化を行う。また、エコドライブの診断結果が高得点であれば、電子クーポン獲得に挑戦できるルーレットを回すことができる。一方、「要注意ドライバー分析機能」は、法人契約者向けの機能だ。企業の管理者は、直近四週間のデータから運転状況を分析し、自組織内の安全運転診断の点数が悪化している要注意ドライバーの情報を確認可能だ。

なお、デンソーテンは長年自動車メーカー向け純正品や緊急通報システムなどの車載器で培ったノウハウを、この度の保険サービスを始めとする幅広い領域で生かす。そして、製品を通じた安全運転サポートで事故低減やCO2排出量削減に貢献していくと述べている。

(出典:デンソーテン Webサイトより)

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