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DiDi、自動運転およびクラウド・コンピューティングでNVIDIAと提携 

2019/12/19(木)

DiDi Chuxing(以下「DiDi」)は、12月18日、中国・蘇州で開催された「GTC China — NVIDIA と世界的な移動交通プラットフォーム」で、DiDiがNVIDIAのGPUとAIテクノロジを活用して、自動運転とクラウド・コンピューティングのソリューションを開発すると発表した。
DiDiは、自社データセンターで NVIDIA GPUを使用して機械学習アルゴリズムをトレーニングし、自社のレベル4 自動運転車の推論のために NVIDIA DRIVEを使用する。8月にDiDiは自動運転部門を1つの会社として独立させ、業界のパートナーとの幅広いコラボレーションを始めた。

DiDiの自動運転車のAIを集約的に処理するためにNVIDIA DRIVEが、多数のディープ ニューラル ネットワーク (DNN) を使用して、あらゆる種類のセンサー(カメラ、ライダー、レーダーなど) からのデータを融合し、車の全周囲の環境を把握し、安全な経路計画を立てる。

これらのDNNのトレーニングのために、DiDiはNVIDIA GPUデータセンター・サーバーを使用する。クラウド・コンピューティングでは、DiDiはAIインフラストラクチャの構築も行い、コンピューティング、レンダリングおよびゲーミングのための仮想GPU (vGPU)クラウド・サーバーを稼働する。

DiDi Cloud では、新たなvGPUライセンス・モードを採用して、より良い体験、より充実したアプリケーション・シナリオ、およびより効率的で、柔軟なGPUクラウド・コンピューティング・サービスをユーザーに提供する。現在、DiDi Cloud は、NVIDIA を含む業界のパートナーたちと連携して、運輸、AI、グラフィックス レンダリング、ビデオ ゲームおよび教育サービスを提供している。

DiDi は、自社の技術力、データ・リソース、ならびにテクノロジ リーダーやOEMパートナーたちとの積極的な提携を活用して、自動運転技術の安全で、大規模な利用を実現するための取り組みを進める計画だ。

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