DNPのモビリティポート等まとめ【2022年1月~2023年3月】
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2023/4/12(水)
大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、通信やアプリなどの技術を活用して、さまざまなモビリティやスマートシティ関連の取り組みを行っている。今回は、2022年1月~2023年3月に行われたDXやモビリティポートに関する取り組みについてまとめる。
DX
DNPは、岐阜市と共同で、市庁舎におけるデジタルキーを活用した職員の利便性向上などを検証する実証実験を2022年4月~2023年1月に実施した。2023年3月13日付のプレスリリースで明かしている。
同実証は、スマートフォン用の「FREEKEYアプリ」を使用して、市役所庁舎内の執務室・会議室と専用書庫で実施した。「FREEKEYアプリ」では、利用したい施設を予約すると、デジタルキーが利用者のスマートフォンに配信されてアプリ内に保存される。
利用者は、同アプリを起動した状態のスマートフォンを操作するだけで、施設の解錠・施錠ができる。このため、施設利用時に実物の鍵が不要になる。さらに、同一施設を利用する複数の人が、デジタルキーを安全・安心にシェアすることもできる。
一方、同実証における施設管理者側のメリットは、管理対象施設の既存のドアに、施設管理用デバイス「FREEKEY Lock」を後付け(工事不要)で設置することができる点だ。また、管理画面で施設情報の登録・メンテナンス、利用者情報の確認、利用実績管理などを行うこともできる。
さまざまな施設の利用履歴をクラウド上で一元管理できるため、予約と利用実績の把握も容易となり、適切な施設管理が可能だ。同時に、実物の鍵の授受や所在管理が不要となるため、鍵の管理業務を効率化できる。
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