EVトラック・バン取り組みまとめ【2023年10月~2024年10月】
2024/11/11(月)
株式会社タジマモーターコーポレーション(以下、タジマモーター)
タジマモーターは2024年7月4日、グリーンスローモビリティや商用EVバンなどの新型EV車両発表試乗会開催を発表した。今回発表された新型車両は、グリーンスローモビリティ4WDのNAO2-8JとNAO2-6J、商用EVバンのTVC-700、EV乗用ワゴンのTWC-07、電動ミニカーのT-miniという5車両だ。NAO2-8JとNAO2-6Jは、4輪インホイールモーターを採用し、超低床フラットフロアを実現している。TVC-700とTWC-07は、航続距離は251km(WLTCモード)となっている。
本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)
ホンダは2024年6月13日、新型軽商用EV「N-VAN e:(エヌバン イー)」を10月10日に発売すると発表した。N-VAN e:は、ガソリンモデル「N-VAN」をベースにした軽商用EVだ。一充電走行距離はWLTCモードで245km、充電時間は普通充電(6.0kW出力)で約4.5時間、急速充電(50kW)で約30分となっている。さらに、バッテリー冷却・加温システムを導入しており、高温や低温によるバッテリーの性能低下を抑制、特に冬季における充電時間の短縮と航続距離の向上を図っている。
いすゞ自動車株式会社(以下、いすゞ)
いすゞは2024年1月5日、小型トラックの量産BEV「エルフEV」に、車両総重量3.5t未満の「エルフミオEV」を新たに追加し、販売を開始すると発表した。同車両は、いすゞのコネクテッド技術を応用した「PREISM」を装備している。これにより、事務所など遠隔地でもバッテリーの充電・劣化状況など車両コンディションが把握可能だ。万一の故障の際は、いすゞサービス工場が遠隔車両情報を活用し、迅速に修理対応する。