EVトラック関連取り組みまとめ【2022年~2023年9月】
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2023/10/17(火)
EVトラックは、効率的な充電やバッテリー切れリスクへの対応など、さまざまな課題を抱えている。これらの課題を解消するために、複数の企業が実証実験に取り組んでいる。一方で、電池切れ時への対応として、保険会社と契約するという取り組みも行われた。当記事では、2022年~2023年9月に行われたEVトラック関連の取り組みについてまとめる。
日本電気株式会社(以下、NEC)
NEC、ENEOS株式会社(以下、ENEOS)、日本通運株式会社(以下、日本通運)の3社は2023年9月4日、EVトラックの普及拡大に向けた経路充電の実証実験を9月5日より福岡県内で開始すると発表した。
同実証は、日本通運 福岡支店に導入されているEVトラック1台を対象に、ENEOSのDr.Driveセルフ水城店の急速充電器を活用して実施する。実施期間は9月5日より1カ月。
また、同実証では、「EVトラックの長距離輸送における経路充電の有効性」、「EV運用支援アプリケーションの必要機能および有効性」、「SSの充電サービス設計要件」を検証した。「EV運用支援アプリケーションの必要機能および有効性」においては、具体的には、出発地から配送先へのルート検索や電気消費量シミュレーション、シミュレーションを踏まえた充電ステーションの検索、ドライバーへのバッテリー切れリスクの通知などを行った。
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