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FOMMと富士通が協業 走行状況やバッテリー状態をクラウドで管理 

2018/3/23(金)

R&D型のモビリティ企業として独創的な技術開発を行うFOMMと富士通は、新たなモビリティ社会の実現に向けて協業することを3月22日に発表した。

EVの走行状況やバッテリー状態、車両利用者のバッテリー利用情報、交換バッテリーの在庫情報などを統合管理し運用支援を行う機能をもつFOMMのBattery Cloud Service(バッテリークラウドサービス)の実現に向け、富士通の位置情報活用クラウドサービス「FUJITSU Mobility Solution SPATIOWL」(以下、SPATIOWL)を適用し、両社で開発を進めることで、EVを利用するための情報・電気エネルギー供給の環境を新たなモビリティ・インフラとして実現し、普及させていく。



Battery Cloud Serviceの利用イメージ(出典:富士通株式会社)


グローバルで実用期に入ったEVは多様化が進んでおり、中でも近距離移動用として多く使われる電動アシスト付自転車をはじめとする二輪、三輪EVでは、着脱式小型バッテリーの搭載が定着してきている。これらのような着脱式バッテリーを四輪EVにおいて搭載可能にし、個人でバッテリーを所有しなくても、いつでもどこでもユーザーが簡単に交換できるような新たな仕組みを先行して整備することで、さらなる普及と市場拡大に期待ができる。

 

「FOMM 1.0」と「SPATIOWL」の連携によるBattery Cloud Serviceの提供イメージ(出典:富士通株式会社)



今回の協業において両社の知見・技術を活用することで、Battery Cloud Serviceを新たなモビリティ・インフラとして開発していく。ユーザーは、家庭での充電に加え各所のステーションなどでバッテリーの交換が可能になり、電気残量を常に把握できるため効率よく充電・交換を行うことができる。また、サービス提供者は、バッテリー状態の履歴を管理することで特性の変化を把握することが可能だ。

FOMMは、自社開発による超小型四輪EVにおいて着脱式バッテリーを搭載するとともに、Battery Cloud Serviceを適用し、2018年12月より、タイで量産を開始する当EV「FOMM 1.0」の展開にあわせて、Battery Cloud Serviceの運用を開始する。

 

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