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フォードとフォルクスワーゲン、 自動運転およびEVの分野にも提携を拡大

2019/7/17(水)

2019年7月12日にフォルクスワーゲン とフォードによる共同会見がニューヨーク市内で開催され、自動運転車のプラットフォームを開発しているArgo AI(アルゴAI)への共同出資や、フォードがフォルクスワーゲンが開発した電気自動車専用のMEB(モジュラー エレクトリック ツールキット)を使用し、2023年にヨーロッパで量産電気自動車の販売を開始することなどが発表された。
フォルクスワーゲンは、自動運転車のソフトウェアプラットフォームを開発しており、Argo AIにフォードと共同で出資。この提携により、両社は、Argo AIの「SelfDriving-System」(SDS =自動運転システム)をそれぞれの車両に合わせながら搭載ができると共に、これまでにない世界的な規模によるスケールメリットの恩恵を受けられる。これによりArgo AIの自動運転システム(SDS)は、ヨーロッパと米国で商業展開される最初の自動運転システムとなる。フォルクスワーゲンとフォードは、両社による人やモノの移動に対する差別化された取り組みを推進するため、Argo AIのSDSを、それぞれのブランドの車両に独立して搭載することを目指している。

フォードは、フォルクスワーゲンによる電気自動車専用のMEB を使用して、少なくとも1モデルの量産電気自動車の設計・製造を行い、2023年からヨーロッパで発売される予定。フォルクスワーゲンのスケールメリットを活用しながら、車両ラインナップを効率的に拡充していく。フォルクスワーゲンは、2016年にMEBの開発を開始し、このプラットフォームに約70億ドルを投資した。同社は、このプラットフォームを使用して、今後10年間でフォルクスワーゲングループのみで、約1,500万台の車両を生産することを計画している。フォードは持続可能性に関するコミットメントを満たしながら、ヨーロッパの顧客へ幅広い電気自動車を提供することを目標とする。

従来の提携でフォードとフォルクスワーゲンが各ブランド用の商用バンと中型ピックアップを開発し、特定の世界市場で2022年から販売する計画は予定通り順調に進行している。また、フォルクスワーゲンとフォードの世界規模での提携は、両社間で株式の持ち合いを伴わないため、両社にとっては、年間を通じて経営の効率性の向上が期待される。

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