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富士急シティバス、リアルタイム運行状況・混雑情報の提供開始

2021/4/8(木)

バスの現在地情報(遅延情報)と
車内の混雑状況

富士急グループの富士急シティバス株式会社(以下、富士急シティバス)は5日、運行する路線バス94台に、バスロケーションシステム「バスキタ!」、および「リアルタイム混雑情報提供システム」を19日より導入すると発表した。

今回のシステム導入の目的は、運行状況のわかりにくかった路線バスのイメージの一新だ。運行中のバスの現在地や停留所への到着予測時刻、遅延情報などの運行状況を、ユーザーがリアルタイムで把握できるようにする。路線バスには19日より、高速バスにも近日中に導入予定だ。

「リアルタイム混雑情報提供システム」は、バス乗降口のセンサーで乗降人数を計測し、富士急シティバスのバスロケ専用サイトにバス車内の混雑度を3段階で表示する。バスのリアルタイムの位置情報と車内の混雑情報をユーザーに提供することで、乗車率の平準化と遅延防止と期待しているという。なお、今回のシステムの導入にあたって、国土交通省、沼津市、三島市より各種補助金の交付を受けている。

また富士急グループは、最新技術を導入することで、より安心・安全で快適な地域の移動のサポートを考えているという。東京、神奈川、静岡、山梨におけるグループのバス各社においても今回のサービスを拡大し、地域の足としてだけでなく富士山周辺の観光のシーンにおいても更なる利用者サービスの向上を目指すと述べている。

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