BRTひこぼしラインFCバス、大林組が製造実証中のグリーン水素活用へ
2023/12/11(月)
福岡県は12月7日、株式会社大林組(以下、大林組)が製造実証を行っているグリーン水素が、BRTひこぼしラインFCバスの燃料として提供されると発表した。
福岡県は、Commercial Japan Partnership Technologies株式会社(以下、CJPT)と「FCモビリティ普及に関する連携協定」を2022年12月に締結した。さらに、福岡県、CJPT、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)の3者は、水素利用の拡大に向けた取り組みの一環として、日田彦山線BRTひこぼしラインにおける、燃料電池バス(FCバス)の実証運転を2023年11月より開始している。
今回の提供されるグリーン水素は、大林組が大分県玖珠郡九重町で行っている地熱発電およびその発電電力を利用した製造実証で産出されたものだ。福岡県は、今回のグリーン水素供給により、地域公共交通のさらなる脱炭素化推進が期待されると述べている。
(出典:福岡県 Webサイトより)