国交省 グリーンスローモビリティ実証調査支援対象の7地域を選定 本年秋頃から実証開始
2019/8/5(月)
国交省は8月1日、グリーンスローモビリティの地域での活用に向け、地方自治体を対象に実証調査地域を募集したところ、14地域から応募があり、審査の結果、7地域の選定を発表した。今後、選定された7地域において、本年秋頃から実証調査を行う。
グリーンスローモビリティは、時速20km未満で公道を走ることが可能な4人乗り以上の電動パブリックモビリティ。環境への負荷が少なく、狭い路地も通行が可能で、高齢者の足の確保や観光客の周遊に資する「新たなモビリティ」として期待されている。選定された7地域
・千葉県松戸市全世代型地域共生モビリティ実証事業 with 都市型介護予防モデル松戸プロジェクト
【郊外住宅地における介護予防・健康づくりを推進する定路線型モビリティ】
・兵庫県明石市
地理的交通不便地域の生活を支える次世代モビリティの導入実験
【標高差のある住宅地と生活拠点・バス停を結ぶ定路線型モビリティ】
・兵庫県朝来市
坂道の住宅団地を駆け巡るラストワンマイルモビリティ
【中山間地域の住宅地におけるシルバー人材が活躍する定路線型モビリティ】
・岡山県笠岡市
スローな空間・スローな乗り物 ~期待に応えるモビリティ@笠岡諸島~
【離島の住民の移動と観光周遊手段を兼ねるデマンド型・定路線型モビリティ】
・山口県宇部市
“コンパクトシティに向けて”
どこでも入れる「地域の足」まちなかグリーンスローモビリティ実証事業
【中心市街地における高齢者の移動手段としての定路線型モビリティ】
・宮崎県宮崎市
中心市街地の回遊性向上による波及効果を目指した新モビリティ実証調査事業
【駅とまちなかをつなぎ、市街地を活性化させる定路線型モビリティ】
・宮崎県延岡市
自律性の高い集落形成を後押しする新モビリティ実証事業
【公共交通の空白地である三角州地帯の生活を支えるデマンド型モビリティ】
※グリーンスローモビリティの詳細についてはこちらを参照(国土交通省のページ)
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_fr_000139.html