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GTC Japan 2016 インタビュー ダニー・シャピーロ氏 ─ NVIDIA

2017/11/12(日)

NVIDIA オートモーティブ部門 シニアディレクター ダニー・シャピーロ氏

GTCのオートモーティブ・セッションでは、NVIDIAオートモーティブ部門シニアディレクター、ダニー・シャピーロ氏へのインタビューが行われました。

[LIGARE vol.30 (2016.11.30発行) より記事を再構成]




自動車産業は大きな変革が起こっている時期です。これまではインフォテインメントにフォーカスしていましたが、これからはAIを使った技術に注力したいです。

自動運転がもたらす変革は、大きなことは間違いないが、都市や、都市の中で人間がどのように住んでいるのか、生活の質、生活のあり方も変えていくのではないかと考えています。しかし、自動運転は始まったばかりで解決しなければならない問題が山積みです。

技術はすでにあるので、コンピューティングやAIを使うことでさらに進展が加速すると考えています。特に、Comma.ai※など、GPUとAIをもとに自動運転を開発しようというスタートアップが目立つようになってきました。

※Comma.ai:カメラとレーダーを活用し、既存の自動車を自動運転車にする後付けデバイス「Comma One」を開発している。

ここで重要なのは、この技術はオープンプラットフォームであるということです。全ての車両で同じプラットフォームを使うということで、このプラットフォームの上に、自動車メーカー各社は独自のアプリケーションをつくって使用することができます。さらに、同じプラットフォームを使う上で鍵となるのはソフトウェアです。車両がお客様の手に渡った後でもソフトウェア・アップグレードにも気を使っていかなければなりません。

NVIDIAは、アーキテクチャが一つあって、そこに対してクラウドやクルマの中のモノをつなげていくというサイクルを考えています。このとき、クルマの中に一元化された中央コンピューターのような存在が非常に重要になります。

これまではECUを100個搭載し、それぞれ特別な機能ごとに使っていましたが、例えばスーパーコンピューターのような強力なコンピューティングパワーを車の中に持ってきて、100個のECUではなく一つのコンピューターで対応していくこと。それがこれからの形です。

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