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Hacobu、動態管理サービスにCO2排出量可視化・自動停留検知追加

2021/8/2(月)

株式会社Hacobu(ハコブ 以下、Hacobu)は、動態管理サービスMOVO Fleet(ムーボ・フリート)に、CO2排出量の可視化、自動停留検知を追加した。7月30日付のプレスリリースで明かしている。
Hacobuは、「運ぶを最適化する」をミッションとしている企業だ。企業間物流の最適化を目指し、Logistics Cloud MOVO(ムーボ)を提供している。動態管理サービスMOVO Fleetでは、GPSを使った車両位置把握により、車両管理における業務負荷軽減や、配送の効率化を行うことが可能だ。

日本全体のCO2排出量約11億トンのうち、運輸部門(自動車、船舶等)が18.6%を占めている。運輸部門のうち、貨物自動車(トラック)が36.8%を占めており、これは日本全体のCO2排出量の約7%に相当する。政府が推進する「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」の目標達成のためには、トラック利用者側の物流の効率化への取り組みが必要不可欠だ。

CO2排出量の可視化機能は、車両ごとのCO2排出量の目安を算出し、MOVO Fleetの画面に表示する。排出量の算出は、経済産業省、国土交通省作成の「ロジスティクス分野におけるCO2排出量算定方法共同ガイドラインVer.3.1」の燃費法に基づく。排出量の目安は、データとして蓄積されるため、日報への反映や実績集計が可能だ。

自動停留検知機能は、車両がどこで、どの程度の時間、停留しているかを自動で検知する機能だ。MOVO Fleetの走行履歴画面から確認できる。停留地点を把握し、ルートの見直しに活用することで、走行距離の低減につながる。また、運行管理者が把握していない停留地点を発見できれば、ジオフェンス機能を活用し自動的に着荷を記録することも可能だ。なお、これらの機能は、いずれも基本機能として、オプション料金なしで利用できる。

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