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【園児見守り】ミマモルメら、AIカメラを活用した実証実験実施

2022/11/8(火)

使用するカメラ

阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(以下、ミマモルメ)らは、AIカメラを活用したバス車内の園児見守りの実証実験を開始する。11月1日付のプレスリリースで明かした。
昨今の通園バスにおける置き去りの社会問題化を受け、さまざまな企業が置き去り防止装置の開発を行っているが、電源の確保や大掛かりな設置作業が普及の妨げとなっている。古野電気株式会社(以下、古野電気)とミマモルメは、通園バスのダッシュボードにソーラーパネルを置くだけで簡単に電力供給ができる、AIカメラを活用した見守りシステムを開発した。

同カメラは、フル充電の場合、無日照時でも7日間の稼働(5分ごとに撮影の場合)が可能だ。これにより、停車中や悪天候、屋内駐車、夜間でも、園児の置き去りがないか24時間見守ることができる。また、園児の置き去りを検知した際は、施設関係者へメール・電話・アラート・パトランプ等で通知を行う。さらに、同システムは、専門業者に頼らずに簡単に設置することができる。

同実証実験は、ミマモルメ、学校法人雲雀丘学園、古野電気の3者で、11月1日~30日に実施する。ミマモルメは、AIカメラ以外にIoTデバイスやRFID※ を活用した機器の開発も進めており、これからも子どもと親など、「みまもられる人」と「みまもる人」をつなぐ「あんしん」の提供に取り組んでいくと述べている。
※ Radio Frequency IDentificationの略で、電波を用いた通信・認証技術の総称。(プレスリリースより抜粋)

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