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ホンダとGMの合弁会社、燃料電池システム生産開始 水素需要を喚起

2024/1/29(月)

本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)は1月25日、ゼネラルモーターズ(以下、GM)との合弁会社であるFuel Cell System Manufacturing, LLC(以下、FCSM)が燃料電池システムの生産開始を発表した。
今回生産を開始した燃料電池システムは、腐食耐性の高い材料の適用などで耐久性を2倍に向上させたほか、耐低温性も向上している。また、「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」<2019年モデル>に搭載していた燃料電池システムに対して、コストを3分の1に抑えているという。

FCSMで生産される燃料電池システムは、2024年内にホンダが発売を予定している新型燃料電池自動車(FCEV)へ搭載される。さらに、商用車、定置電源、建設機械を加えた4つの適用領域を中心に、B to Bのユーザーに向けた製品・事業への適用拡大により、水素需要の喚起を図るという。

▼関係者のコメント
■FCSM 社長 Suheb Haq(ソーヘイブ・ハック)氏のコメント
この度の生産開始は、GMとホンダにとって、移動をはじめとするさまざまなエネルギー需要のカーボンニュートラル化の取り組みにおいての重要なマイルストーンとなりました。私たちは、高品質で耐久性が高く手頃な価格の水素燃料電池システムをお客様に提供するという使命のもとに、FCSMの全員が『ワンチーム』となって取り組みました

■FCSM 副社長 鈴木哲男氏のコメント
ホンダとGMの強みを統合した、強力な生産体制を作り上げました。細部にまでこだわった品質の高い量産体制を実現し、将来の水素燃料電池技術の活用と水素時代の幕開けに向けて、お客様のニーズにお応えする準備が整いました

(出典:ホンダ Webサイトより)

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