ニュース

ホンダ、「Honda CIマイクロモビリティ」公開 独自の協調AI活用

2022/11/10(木)

株式会社本田技術研究所(以下、ホンダ)は、人と分かり合える独自の協調人工知能「Honda CI(Cooperative Intelligence)※」を活用した「Honda CIマイクロモビリティ」と、搭載されるコア技術を公開した。11月2日付のプレスリリースで明かしている。

※ 振る舞いや言葉を通じてコミュニケーションを図り、ユーザー・周囲の人と協調しながらユーザーを支える人工知能(プレスリリースより)

ホンダは、いつでも、どこでも、どこへでも、人とモノの移動を「交通事故ゼロ」・「ストレスフリー」で可能とし、「自由な移動の喜び」を一人一人が実感できる社会の実現を目指している。そして、CIマイクロモビリティの技術開発に取り組んでいる。

今後、少子高齢化やアフターコロナの社会において、ますますマイクロモビリティによる人とモノの自由な移動ニーズが増加することが予想される。このような予想を踏まえ、ホンダは、「地図レス協調運転技術」と「意図理解・コミュニケーション技術」の2つのコア技術を確立した。

「地図レス協調運転技術」は、高精度地図に頼らず環境を認識しながらの自動走行を可能とする技術だ。「意図理解・コミュニケーション技術」では、人間のように対話やジェスチャーでコミュニケーションを行うことができる。

さらに、同社は、それらの技術を活用した「搭乗型マイクロモビリティ:CiKoMa(サイコマ)」と「マイクロモビリティロボット:WaPOCHI(ワポチ)」を開発した。同社は、これらの機器を茨城県常総市内(以下、常総市)の複数エリアでの技術実証実験で使用し、リアル環境下での技術検証を行う。

なお、同社は、今後常総市内の技術実証実験エリアを順次拡大しながら、2030年ごろの実用化を見据えCIマイクロモビリティの技術をさらに進化させる。これにより、「移動と暮らしの進化」と「交通事故ゼロ」を両立する「Honda CIマイクロモビリティ」の実現を目指すと述べている。







(出典:ホンダ Webサイトより)

get_the_ID : 152820
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る