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ホンダ CIロボティクスで人の行動をサポート CES2018

2018/1/16(火)

左から、「3E-D18」「3E-C18」「3E-A18」

ホンダは、1月9日から12日まで米国ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「CES 2018」で、「Empower・Experience・Empathy(人の可能性を拡大する・人と共に成長する・人と共感する)」をテーマに出展し、ロボティクスの方向性についてプレゼンテーションを行った。
代表取締役社長である松本宜之氏はスピーチで、「技術は人のためにあるという信念を伝承し、ロボティクスを使って人の素晴らしさが際立つ社会の実現を目指す」と述べ、「Empower・Experience・Empathy」という3Eコンセプトの下、研究開発に取り組み、ロボティクスデバイスで人の可能性を拡大していくという考えを述べた。
次に、執行役員 R&DセンターX担当 脇谷勉氏が登壇し、「ロボティクスデバイスが人を思いやり、共感し、人が行動するためのサポートをするためには人と共調するAI(人工知能)が必要不可欠であり、これをCI(Cooperative Intelligence)と呼んでいる」と述べ、ロボティクスと共存していく未来を語った。

人と共感するコミュニケーションロボット「3E-A18」


丸みを帯びた親しみやすい形が特徴である「3E-A18」は人と共感するコミュニケーションロボット。ロボットにCIが搭載され、人間の感情を認識したり、豊かな表情と音や動きでコミュニケーションを行うことができる。

「Empower=人の可能性を拡大する」をテーマとした「3E-B18」は目的地までのラストワンマイルの移動をサポートするプラットフォーム型ロボティクスデバイス。CIを搭載しており、人が意図していることに同調し、違和感なく追従して動く。上部のアタッチメントを変えることで、ベビーカーや荷物カートなどの代わりにもなる。

目的地までのラストワンマイルの移動をサポートするプラットフォーム型ロボティクスデバイス「3E-B18」


 
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