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配送車両とAIで道路損傷検知、出光興産が道路維持管理サービス提供開始

2023/7/13(木)

サービスイメージ

出光興産株式会社(以下、出光興産)は7月12日、同社グループの製品の配送車両とAIによる道路損傷検知技術を活用した、自治体向け道路維持管理サービスの提供開始を発表した。

同サービスでは、車両に株式会社アーバンエックステクノロジーズが提供するAIによる道路損傷検知アプリを搭載したスマートフォンを取り付ける。これにより、日々の配送中に道路状態の解析することを可能とする。

具体的には、車両に設置されたスマートフォンが道路損傷を検知すると、損傷個所を自動で撮影して自治体へ報告する。自治体は、報告された情報をもとに修繕の必要性の判断、手配を行うという流れだ。同サービスの活用により、自治体の道路管理者は、役所内で勤務をしながらリアルタイムに路面情報を確認することができる。そして、日常のパトロールや住民通報に伴う現地確認作業などの道路維持管理業務の効率化を実現するという。

なお、出光興産は、加速度的に老朽化することが懸念される社会インフラに対して、予防保全型インフラメンテナンスの促進、維持管理コストの低減、省人化を図る。さらに、同サービスをあらゆる自治体に拡大し、地域の安心、安全な道路づくりに貢献していくと述べている。

(出典:出光興産 Webサイトより)

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