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IDOM子会社がカーシェアサービスを開始 Jリーグチームの社用車を活用

2020/12/9(水)

株式会社IDOM(以下、IDOM)の子会社である株式会社IDOM CaaS Technologyは、法人企業が保有する社用車の維持費軽減を目的とした「コミュニティカーシェア」サービスの提供を12月1日から開始した。

IDOMは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する株式会社湘南ベルマーレ(以下、ベルマーレ)のオフィシャルスポンサーパートナーを務めている。今回、子会社であるIDOM CaaS Technologyとベルマーレが連携し、社有車を活用したカーシェアのサービス提供を行う。

IDOM CaaS Technologyとベルマーレは今年8月、ベルマーレのホームタウンの住民を対象に、保有する社用車を30日間無料で提供する試験的な取り組みを実施した。その結果、80%を超える稼働を確認できた。また、利用者からは多数の好意的な声を得られ、社用車の稼働率の改善のみならず、地域住民との関係性強化・CSR観点における付加価値を見出すことができたという。

このトライアルを経て、IDOM CaaS Technologyが提供する「コミュニティカーシェア」は、「ベルマーレカーシェア」サービスとして12月1日から提供を開始し、さらなる利便性の向上やサービスの拡張を推進していく。

サービス開始時は、カーシェア用の車両3台(スズキ ハスラー、トヨタ プリウス、日産 エクストレイル)をベルマーレの拠点に配置する。例えば、ハスラーを24時間利用する際の料金は3,000円となる。

また、「ベルマーレカーシェア」は、来店時の手続きを不要とした「バーチャルキー」を採用している。バーチャルキーは、専用のスマートフォンアプリからクルマの開錠・施錠するため、非対面・非接触で利用可能だ。

非対面・非接触で利用可能な「バーチャルキー」

非対面・非接触で利用可能な「バーチャルキー」



IDOMの発表によると、今後は都内スタートアップ企業と連携したコミュニティカーシェアサービスの展開も予定しているとのことだ。

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